モーニング娘。『ファーストタイム』

ファーストタイム

ファーストタイム

チャールストンなピアノのリズムで幕を開ける爽やかな① 〜 2ndシングルで攻撃的なダンス歌謡の② 〜 『恋のダンスサイト』の前哨戦とも言えるモロにジンギスカンなディスコ歌謡の③ 〜 今となってはむしろ異色なネオアコサウンドのデビュー曲④ 〜 ドリーミーで切ないボッサ・ナンバー⑤ 〜 これでもかというほどクラッシックなアイドル・ポップのプレ・デビュー曲⑥ 〜 サイケでアシッドなロック・サウンドに歌謡曲なメロディと歌詞が冴える⑦ 〜 ヘナチョコなラップにむしろ等身大の少女のリアルさを感じさせるヒップ・ホップの⑧ 〜 中澤withモー娘。なスタイルの諸行無常を漂わせる失恋ソングな⑨ 〜 ピアノのみのスローなソウル・バラードの⑩。
現在のようなパフォーマンス集団ではなくまだ“コーラス・グループ”だった頃の彼女らの、捨て曲なしカラオケ歌謡集。
トータルな水準で言ったら2ndアルバムの方が勝っているけど、誰もが聴ける当たり障りの無さでは全アルバム中でも一番。
ボーカルに勢いが無く、フニャフニャなのが笑える。