ザ・キラーズ『ホット・ファス』

ホット・ファス

メランコリックな歌メロ。
美しいシンセのフレーズ。
隙間の無い、まさしくウォール・オブ・サウンドな優しい白昼夢。
ニュー・ウェイヴ・リヴァイヴァル・バンドって、汗だくになりながらも徹底してクールにサウンドを構築しているイメージがあるけど、この人たちの音はタイトル通りホットな姿勢が感じられるんだよなあ。
フランツ・フェルディナンドが徹底して「踊れ！」って主張しているのに対して、「別に静かに聴いててもいいんだよ」みたいな、なんか許された感じと言うか。