ミレニウム『ビギン』

ビギン

ビギン

音楽でも映画でも小説でも何でも、それでしか味わうことのできない特定の「気分」を持った作品がしばしばある。
このアルバムで味わえる「気分」は、絶対にこのアルバムを聴いている時間でしか味わうことができないと思う。
4トラック目『午前5時』は、ビートルズの『ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア』やビーチ・ボーイズの『神のみぞ知る』に匹敵するほどの美しい曲だと思っているのだけど、どうか。